はじめまして。
故郷にUターンして田舎暮らしを満喫する40代の会社員です。
このブログでは、田舎暮らしのリアル体験、アラフォーの学び直しを発信してます。
時々、ペットのネザーランドドワーフネタも。
愛媛のみかんが持つ独特の魅力
愛媛県は温暖で穏やかな気候が特徴。
瀬戸内海側は、あまり冬も寒くならず霜が少ないことで柑橘類の栽培に適しているそうです。
また瀬戸内海の潮風が豊富にミネラルを含んでいて、そのミネラルを含んだ土壌も良いと言われています。
そのため糖度が高くて、甘みと酸味のバランスが良いこと、しっかりとした果肉が特徴。
そして伊予柑、デコポン、せとか、八朔など、色んなブランドみかんが栽培されていて、
それぞれに独特の特徴があり、季節ごとに異なる味わいを楽しむことができます。
田舎暮らしで見つけたブランドみかんの世界
以前からみかんを食べることは好きでしたが、ブランドには詳しくありませんでした。
興味を持ったきっかけは、実家の両親がみかん直売所に行って購入していたことです。
瀬戸内海のしまなみ海道にある“大三島”のみかん直売所です。
ダンボール1箱で3,000円とか10個程度詰められて400円で破格に安い上に、数種類のブランドみかんが買えたので自宅で食べ比べをしたのが最初です。
甘みにもパターンがあって、すっきりした甘みや口の中に残る甘みだったり、酸味の強さも色々。
果実も粒が大きく弾力があるものや、水分の多いジューシーな粒など、食べ比べて初めてミカンの深さを感じました。
さらに12月〜4月ぐらいの期間、数週間ずつブランドごとの旬が入れ替わるので、色んな種類を楽しめます。
愛媛県内で人気のブランドみかん紹介
愛媛県内で特に人気のあるブランドみかんはたくさんありますが、私が特に好きなブランドみかんを特徴と魅力を紹介します。
不知火(デコポン)
がっつり食べ応えのあるミカンが好きな人におすすめ。
甘みもありますが酸味もしっかりあり、果肉の粒が大きいのが特徴。
ごつごつ飛び出したヘタが固い皮のようにみえますが、見た目よりも剥きやすい皮です。
時期は1月頃からシーズン終盤の5月頃まで食べられるみかんです。
ちなみに生産量では熊本の方が多いそうです。
甘み:
酸味:
粒感:
果汁:
せとか
2月から3月ぐらい時期に食べられる“せとか”
糖度が高く、しっかりとした甘みのあるみかんが好きな人におすすめ。
果肉もとてもジューシーで高級みかんとされています。
皮が薄くてとても剥きにくいので、包丁で切って食べる方が良いとおもいます。
甘み:
酸味:
粒感:
果汁:
はるみ
こちらもしっかりとした甘みと果肉の食感が特徴の“はるみ”
弾けるような食感を楽しめる大粒の果肉は、果汁もたっぷり含んでいて甘みを味わえます。
あとは皮がとても剥きやすくパクパク食べられるので、あっという間に食べ終わってしまいますが、実は希少な部類のみかんです。
甘み:
酸味:
粒感:
果汁:
ブランドみかんを選ぶ際のポイント
私が考える“みかん”を選ぶ際のポイントです。
以下私の見分け方ですが、ご自身で見分け方を見つけるのも楽しいかもしれませんよ。
見た目や味の違いを識別する方法を見つけて、美味しい果実を楽しみましょう。
購入時の見分け方と選び方
みかんは太陽の浴び方などで味にばらつきがあります。
それが楽しめるポイントでもありますが、おいしいみかんの見分ける点です。
- 皮の表面のきめ細かさ
- みかんの形
- みかんの色
皮の表面のキメ細かさ
よく見ると、みかんの皮にはオレンジ色の濃いぶつぶつみたいなのがあるのはご存知ですか?
そのぶつぶつが細かいほど、美味しいと言われています。
よく見たら、荒いぶつぶつと細かいぶつぶつのみかんがあるはずです。
細かいぶつぶつのみかんが太陽の光をたくさん浴びて美味しく実っているはずです。
みかんの形
みかんには、いろんな形状がありますよね。
皮が波打ってボコボコしていたり、きれいに丸っこいのもあります。
昔は、少しぐらい形が悪くボコボコしている方が、皮と果実の間に空気が入って剥きやすい上に、美味しいと感じていましたが、
ここ最近みかん好きになって良く食べていると、きれいな丸いみかんの方が美味しいと気づきました。
実際はまん丸というよりは、横長に少し潰れた丸いみかんがベスト。
形がボコボコで皮だけ成長したみかんは、雨などで水分だけ多く吸収して皮だけ成長すると、比較的ぼやけた味になるそうです。
みかんの色
色に関しては、他の果物と同じでしっかり色のついた濃いオレンジ色の方が美味しく育っています。
太陽の光を十分に浴びて、色素が生成され、皮のオレンジ色が濃くなることで、果肉が完熟して糖度も高い傾向がありますね。
味わいの違いを楽しむためのポイント
みかんの楽しみ方って色々あるんです。
私はシーズンになると、いくつかの種類を買っておきますよ。
- 比較する
- 収穫時期を把握する
- 品種の特徴を知る
食べ比べする
田舎暮らしをしていると、比較的近い場所に直売所があって、特に私のような瀬戸内海近くだとミカン直売所は結構あります。
冒頭で書いたように、直売所だと10個ぐらいで500円とか安く売られていますので、数種類のブランドミカンを購入して、自宅で食べ比べをしています。
すると、甘みの違いや酸味の違い、食感の違いやそれぞれの特徴が感じられます。
さらに食べるだけでなく、果汁を絞って100%ジュースにして飲んで違いを感じる。
少しだけ果肉を炙ってみて違いを感じる。
そういった味わい方も工夫して変化を楽しみながら、ブランド比較をしてみると楽しめます。
収穫時期を把握する
ミカンはブランドによって収穫時期が少しずつずれています。
以下の出荷時期を見てください。
2月でシーズンが終わるものや、2月から収穫できるもの、1ヶ月だけの収穫時期の短いものなど色々とあります。
年末は“はれひめ”を買いにいくとか、来月は“清見”を買うためにドコの直売所に行くとか、そんなことを考えるのも楽しくなります。
品種の特徴を知る
上の収穫時期の表を見るだけでも、こんなに種類あるんだ?って驚きますよね。
おなじミカンでも、見た目も味も食感も全然違います。
甘みや酸味のバランスや食感などで、自分のお気に入りのブランドを探すのも楽しいと思います。
瀬戸内のみかん直売所の魅力
直売所は色んな場所に点在しています。
初めて直売所を利用する方は、参考にして直売所を体験してみてください。
レアなブランドみかんの発見
先程の出荷時期カレンダーにあるように、色んな種類が同時期に出荷されています。
しかし、数が多くないたため、あまり市場に出回らない種類もあります。
そういうミカンは、直売所の店員さんがだいたい教えてくれます。
あまり聞いたことや見たことがないミカンがあれば、店員さんに聞いてみるとレアミカンの場合もあります。
おすすめの直売所
瀬戸内でおすすめするミカン直売所を2箇所紹介します。
①山一楠青果
〒722-0073
住所:広島県尾道市向島町15240−16
電話:0848440302
こちらは広島県尾道市にある向島にあります。
ダンボール売りは1箱2000円ぐらいです。
②ふれあい市場 農水産物直売所
〒794-1402
住所:愛媛県今治市上浦町井口
電話:0897873866
しまなみ海道の途中の大三島に降りて、道の駅の中にある直売所です。
ここは種類が豊富で、瀬戸内のレモンも販売されています。
まとめ
品種の多い瀬戸内では、年中ずっと柑橘を楽しむことができます。
こういうのは田舎暮らしの特権ですよね。
地域や季節を楽しめる地方暮らしの醍醐味に、ミカン探求をおすすめします。
品種や個性を知ると探すのが楽しくなります、ぜひお気に入りのかんきつを見つけてみてください!
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