はじめまして。
故郷にUターンして田舎暮らしを満喫する40代の会社員です。
このブログでは、田舎暮らしのリアル体験、アラフォーの学び直しを発信してます。
時々、ペットのネザーランドドワーフネタも。
経験者が語る田舎暮らしUターンのススメ
私も30代後半で都会での生活から、実家のある市内に移住したUターン経験者です。
30代後半になって人生の折り返し地点で立ち止まり、本当の幸せとは何か、本当に大切なものは何かを考え始める人が少なくありません。
そんな中、ふと目を向けるのが「田舎暮らし」です。
アラフォー世代にとって、田舎暮らしはたくさんのメリットがあります。
自然に囲まれ、ゆったりとした時間を過ごすことで心の安らぎを感じることができます。
また、田舎では人とのつながりが深く、温かいコミュニティが広がっています。
この記事では、そんな田舎暮らしの魅力と、実際にUターンを経験した40代のリアルな体験談を紹介していきます。
田舎暮らしのメリット
田舎の暮らしには、いくつもメリットがあります。
- 経済的なメリット
- 心理的なメリット
- 健康的なメリット
経済的メリット
「田舎暮らし=経済的に厳しい」と思っていませんか?
実は、田舎での生活は都市部に比べて住居費が格段に安く、生活費も抑えることが可能です。
私自身は、故郷近くの地域密着型の工務店に転職しました。
関東在住時と比べて一時的に収入は少し落ちたものの、家賃が安く、刺激が少ないので無駄な支出が少なくなって以前に比べて、生活にかなりの余裕が生まれました。
収入はすぐに関東在住の頃と同じぐらいに上がったため、以前より貯金も増えやすくなったし、精神的にも豊かな生活を実現することができています。
自然でストレスは軽減
田舎暮らしの最大の魅力は何と言っても、豊かな自然に囲まれて生活できること。
都会のビル群に囲まれた生活とは一変し、目の前に広がるのは緑豊かな景色。
日常的に季節の変わり目を肌で感じられる生活です。
都市部で人混みの中で摩耗していたストレスはなくなりましたし、余裕のある穏やかな時間を過ごせています。
睡眠で変わった健康
田舎での生活は心身の健康にも良い影響を与えます。
都市部と比べて、空気がきれいで騒音も少なく夜も静か、、睡眠の質は良くなりました。
夜の寝る時間も早くなって、毎日23時頃には眠っています。
また、自然の中での活動は体を動かす最高の機会。
私自身も、週末には両親を連れて温泉やドライブに行くなど、以前よりもずっとアクティブな生活を送っています。
これらの変化は、都会生活では味わえなかった豊かさを感じさせてくれます。
Uターン移住のきっかけ:一歩を踏み出す勇気
多くの人がUターン移住を考えるものの、実際に一歩を踏み出すのは簡単なことではないですよね。
私も会社を辞めて、全く新しい環境への不安はありました。
Uターンのきっかけは、35歳で結婚して、37歳を過ぎた頃から出産と子育てを意識したことです。
都会での子育てに不安があったというか、ときどき朝の通勤ラッシュの山手線で小学生の子どもが紛れているのを見ていて、自分の小学生の頃と環境が違いすぎて、ここでは育てられないと思ったこと。
あとは収入について。
都内の平均的な収入ではありましたが、今のままでは収入が2倍や3倍になることはあり得ませんでしたので、将来は郊外に引っ越して、通勤で1〜2時間かけて出社する。
それがどうしてもイメージがつきませんでした。
中途半端な郊外に住むなら、とことん郊外に住んだ方が人生が豊かになるなぁと思ったわけです。
都市部での生活に疑問を感じ、本当に求めている生活を考えた時、地方での生活が自分にとって最適な選択だと確信しました。
この決断を後押ししたのは、妻がついてきてくれると分かった時。
不安はあるものの、新しい挑戦への期待の方が大きくなり、ついに大きな一歩を踏み出すことができました。
移住後の生活変化:想像以上の充実感
実際に田舎へ移住してみると、想像していた以上に生活に満足しています。
仕事面では、(転職する職種にもよりますが、)都市部で得た経験は、地方でも十分通用します。
むしろ重宝されるかもしれません。
次に住環境の変化も大きく、家賃が都市部の半額以下だけど2倍以上の広さの賃貸に住むことができています。
この広い空間での生活は、部屋もキレイに保てるし、心に余裕ができるようになりました。
仕事の変化
幸運にも仕事については、都市部にいた頃と近い仕事が出来ているため、すぐ馴染むことができました。
むしろ職種的には、都市部の方が情報が多くレベルの高い職種(マーケティング職)だったため、もっとも詳しい人みたいな感じでした。
私の場合は偶然ですが、おそらく相対的に都市部にいた人の方が業務効率やロジカルシンキングなどは優れているように思います。
個人的には、都市部での職場の先輩や知り合いの起業家と接していたりすると、違いを感じます。
休日の過ごし方
都市部にいた頃の休日は、買い物をしたり流行りのスイーツを食べたり、オシャレな街に出かけるという過ごし方。
たまにレンタカーを借りて、温泉街や観光地に行くなど、それはそれで経験として良かったと思っています。
どこに行くにもお金を使えば、楽しむことは出来ました。
田舎暮らしになってからは、どこに出かけても渋谷や表参道のような街には出会えませんので、シティ派の遊びはしなくなりました。
ただ田舎暮らしでは、車が必需品です。
都市部ではあまりできない経験だったのが、自然豊かな田舎道をゆっくりドライブすること。
見たことのない田舎道をドライブすることは十分楽しめます。
ドライブしながら、お弁当を買ってのどかな公園で食べる。
古民家のようなカフェを見つけてテラスでコーヒーを飲む。
これだけでも地方暮らしの豊かさを満喫できます。
Uターン移住を考える上でのヒント
Uターン移住を成功させるためには、事前の準備と情報収集が不可欠です。
仕事と住環境、それに行政の移住支援や子育て支援の情報収集はしておいた方が良いと思います。
仕事
仕事に関しては、転職エージェントや最近はindeedやビズリーチもあります。
転職エージェントは、Uターンに特化型や地方に特化しているエージェント系がおすすめです。
indeedやビズリーチは、地方の優良企業も採用を掲載していることが多く、都市部での職種経験者、なおかつ故郷のある地域にUターンを希望する人なら、会ってみたいと思っている地方の企業は多いです。
先程も言ったように、都市部の人の方が、相対的に業務効率やロジカルシンキングが優れているという印象があるからです。
体感的に地方で収入の多い業種は、住宅(不動産)関連と車関連、あとは大企業の工場勤務者と感じます。
あとは地方で暮らすと、時間に余裕がある人が多いのか在宅で副業をしている人も多く、少しですがブログ収入を得ている人が結構います。
住まい
Uターン直後の住まいは、暮らしになれるまで賃貸がオススメです。
家賃も都市部の半額で、びっくりするぐらい広い賃貸に暮らせます。
また車社会なので、駅に近いとかは関係なく、どのエリアが通勤しやすい、買い物がしやすいという点が重視されます。
賃貸契約の2年間の間で、暮らしやすいエリアとか、ほどよく自然があるなど、自分好みの場所を探して、新築を建てる場所や新築を建てる会社を選定する期間にすれば良いです。
地方暮らしを新しい視点で考える
地方暮らしを考える際には、単に都会から逃れる場所としてではなく、新しい自分を発見し、可能性を広げるステージと捉えることができます。
自然を身近に感じて心に余裕を持ち、そして時間と空間の余裕が、新たな趣味や興味、仕事へとつながることも。
故郷へのUターンは、都市部の競争に負けたということではありません。
社会や価値観も大きく変化している現代に合わせて、人生が次のステージに移るだけです。
地方暮らしを考えている今は、人生の新たな章を開く絶好の機会かもしれませんよ。
結論:田舎暮らしで新たな自分
これが、【ほどよく田舎暮らし】のメリットと、40代でUターンした実際の生活についての紹介。
私自身、Uターン移住を決断してから、仕事でもプライベートでも多くの充実を感じています。
特に、経済的な不安もなくなったことで安心もできます。
その不安がなくなると、家族との関係も深まり、趣味や興味を広げる時間が持てるようになった。
都会暮らしでは考えにくかった変化です。
この記事を通じて、少しでも田舎暮らしの魅力が伝わり、読者の皆さんが自分にとっての最適な生き方を見つける一助となれば幸いです。
田舎暮らしは、新しい自分を発見し、人生を豊かにするための素晴らしい選択肢の一つです。
田舎暮らしに興味がある方、Uターン移住を検討している方が、この記事からヒントや勇気を得られたら嬉しいです。
新たな生活への一歩を踏み出す際に、この記事があなたの背中を押すことができれば、これ以上の喜びはありません。
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