40代ぐらいになると、仕事もある程度こなせるようになったり、過去に経験したことがないトラブルも減ってきますよね。
そう、なかなか学ぶことや成長する機会も減ってると思いませんか?
周りから怒られることも減ったし、成長する機会が少なくなったって感じがします。
そうですね。自分と向き合って自分の知らないことを知るとか、自分の経験を時代に合わせて書き換えることが必要ですよね。
はじめまして。
故郷にUターンして田舎暮らしを満喫する40代の会社員です。
このブログでは、田舎暮らしのリアル体験、アラフォーの学び直しを発信してます。
時々、ペットのネザーランドドワーフネタも。
CotenRadioで大人の学び直し:新しい時代の学習方法
今はインターネット上に学習できるコンテンツが溢れていますよね。
常に新しい情報が生まれてくるので、何をどのように学習すれば良いかわからない。
40代からの大人が学習するのは、最も根っこである人類を勉強することが、本質的で効率的だと思います。
それが【コテンラジオ】です。
大人が学び直しを必要とする現代の課題
社会全般の働き方や価値観・技術が急速的に変化してると感じますよね。
現代の大人に学び直しが必要になっている理由が、その変化の時代にあります。
今は正しいと思っていることでも、来年にはもう正しいと思えないという事が、この先どんどん増えてきます。
誰も正しい教科書やゴールがわからない現代だからこそ、
変化を感じ取り、常に自分の知識や経験を構築し直すこと。
個人的な成長を促すだけでなく、社会の変化に対応することは、活躍し続けるためにも不可欠です。
スマホがあれば、いつでもアクセスできるオンラインコンテンツは、学び直しにとても便利。
特にポッドキャストなどの音声コンテンツは、移動中でもアクセスしたり、自分のペースで新しい知識を習得することができます。
時代錯誤な考えや過去の成功体験にとらわれて、組織にとって老害だと思われたくないなぁという想いから、
学び直しや必要なんだろうなと、私自身もすごく気をつけています。
CotenRadioの基本概要
CotenRadioとは、株式会社Cotenという会社が運営するポッドキャストのラジオコンテンツです。
最初に株式会社Cotenから説明します。
「人類にメタ認知のきっかけを提供する」
Cotenはこれをミッションに掲げて、
世界中の歴史を簡単にアクセスできるように、歴史をデータベース化している会社です。
CotenRadioは、かなり膨大な情報量をしっかり丁寧に提供してくれるコンテンツで、さまざまな賞をもらっています。
1つのテーマにつき10回ぐらいに分けて放送。1回の放送が30分から60分ぐらいの番組です。
情報量 | |
放送回数 | 週2回(月・木) |
1回の放送時間 | 30分〜1時間 |
1テーマのコンテンツ時間 | 合計3時間〜10時間程度 |
1テーマの情報学習量 | 文献量は毎回数十冊 (時には学者さんの意見も聞く) |
1テーマの台本量 | 台本A4で100枚以上(毎回増加中) |
コテンラジオは、
- 株式会社Coten代表の深井龍之介さん
- 日本語ペラペラ中国人のヤンヤンさん
- 株式会社BOOK代表の樋口聖典さん
この3人で番組を収録しています。
だいたいこの3人で様々な歴史の出来事や人物など、1つのテーマをかなりボリューミーに解説してくれます。
ポッドキャストでTOP5に入る人気番組であり、企業コンテンツでは、おそらくNO,1でしょう。
なぜコテンラジオが選ばれるのか
Cotenラジオを聞いている方には、企業経営者も多いそうです。
なんとなく個人的には、
- 知的好奇心が強い人
- 街中での人間観察が好きな人
- ものごとをロジカルに理解するタイプの人
こういうタイプの人は、コテンラジオにハマると思います。
コテンラジオで視座が高まる
歴史を学べるコンテンツやYouTubeチャンネルはたくさんあると思います。
コテンラジオも歴史がテーマのコンテンツですが、歴史を扱う背景が他のコンテンツとは違います。
人類にメタ認知のきっかけを提供するために、歴史を例に用いてメタ認知の重要性を伝えるんです。
そして視座を高めてくれます。
例えば、一般的には独裁者で非道なやつと認識されているナチス党のヒトラーの歴史。
ヒトラーの歴史を伝えるため、ドイツ前身のヴァイマール共和国の話、第一次世界大戦でドイツが敗北した話、ドイツ国民がどんな生活をしていた等の時代背景と、そんな中でヒトラーが育った環境など文献で学んだことをフラットな立場で説明をしてくれます。
確かにユダヤ人の大虐殺は許されることではないですが、当時の価値観や私利私欲に走らず、愛国心が強くドイツのために尽くした話を聞くと、少し視座が変わります。
そして、そういった歴史上の人間の行いや社会構造の変化、技術の発展による因果関係を、現代に置き換えながら解説もしてくれます。
そうして自分の考えを押し広げてくれて、人間理解を深めてくれるのがコテンラジオです。
組織でマネジメントをしている30〜40代ぐらいの方や、夫婦関係や子どもとの関係に悩む人にもオススメです。
コテンラジオを聞いてからの変化
私は2022年終わり頃から、車の移動中はずっとコテンラジオを聞いています。
かなり長い時間を繰り返し聞いてきた結果、さまざまな立場や視点で考えられるようになったと思います。
そして私がいろんな事象を俯瞰し視座を高くもつことで、私自身のコミュニケーションが変わり、部下も楽しく働いているように見えます。
大人の学び直しに、英語を学ぶことや資格を取ることも良いと思います。
ですが、本質的に人間を理解することで自分自身に深みを持たせられる学びは、色んな経験を積んできた40代だからこそできる学び直しもあるかと思います。
効率的に学び直すコツ
冒頭でも書いたように、自分の価値観や考え方を構築し直すという学び。
これには、ちょっとしたコツが必要だろうと思いましたので、3点ほど。
フラットに聞く
コテンラジオは、あらゆる事象をフラットに説明してくれます。
フラット過ぎて、今まで自分が正しいと思っていたことも簡単にひっくり返される。
自分の価値観と違いすぎると、自分が否定されてしまう感覚になって耳を塞ぎたくなる瞬間があります。
自分の価値観や意見は脇に置いて、とにかくフラットに傾聴すること。
どこかで「なるほど」と自分の意識を広げてくれることがあるはずです。
自分の環境に置き換える
歴史をベースにして色んな事象を解説してくれます。
その中で、
自分の会社や部署でも似たようなことがある。
とか、
数年前、同じことが自分の会社であった。
という事に気づく時があります。
そういう時こそ、部下の気持ちがわかったり、
自分自身の組織での振る舞いの参考に出来ることがあります。
知性を感じさせる大人の振る舞いができると良いですよね。
自分なりの解釈をもつこと
基本的にコテンラジオは、あった事実をフラットに解説してくれます。
ですが、どうしても現代の考えと違う部分を指摘してくれたり、
3人の見解や解釈を伝えてくれることもあります。
Coten代表の深井さんがよく言われるのが、「自分たちの解釈に引っ張られないで、自分なりの解釈や意見を持ってほしい」と何度も言われています。
確かにすごく説得力もあるので、3人の意見に引っ張られることもあります。
フラットな視点で伝えてくれた事象を見つめて、個々が人間を本質的に解釈し、その解釈をまた次の新たな解釈にブラッシュアップすることが、人間の成熟に繋がると私も思います。
コテンラジオ傾聴のススメ
CotenRadioの最初のシリーズ(吉田松陰)から聞くことで歴史のつながりや、
「この歴史を知ってるから、ここの歴史も理解できた」ということもあるので、時間が許せば最初から聞いて頂きたい。
ですがコンテンツが膨大すぎるので、私が最初にオススメしたいシリーズを3つお伝えします。
※YouTubeコンテンツを掲載しますが、PodcastやSpotifyでも同じコンテンツを聞けます。
聴く力(番外編)
まず最初は、初めて聞く方に良いと思うコンテンツです。
いきなり歴史ではなく番外編ですが、株式会社エールの篠田さんが登場したコンテンツです。
傾聴することで組織コミュニケーションを円滑化したり人間関係を良く出来る、というテーマから話が派生していき、色んな気づきが得られるシリーズです。
※全部で前編・中編・後編の約2時間です。
日露戦争
このシリーズはかなり長いです。
日露戦争が起こる前の時代背景を日本とロシア、韓国、中国の、それぞれの視点から解説してくれます。
これを聴くと、Cotenさんの本気度が伺えます。
※全16話
性の歴史
こちらも長い時間で切り取って考えると、現代の価値観や私たちの常識がどのように作られてきたかと、その常識も壊される感じが深いなぁと感慨深いシリーズです。
※全13話
まとめ
記事の要約
今は変化の時代です。
いつまでも過去の価値観や成功体験にすがると、時代に合わない老害になります。
そうなりたくないからこそ、大人の学びには自分の価値観や考え方を構築し続けることが大切になる。
視座を高めたり価値観を上書きするには、ポッドキャスト「CotenRadio」がオススメです。
- CotenRadioはフラットに聞く
- 自分の環境に置き換える
- 自分なりの解釈をもつ
私も成熟した大人に向けて、時代に合わせた価値観やメタ認知できるように聞き続けたいと思います。
時々コテンラジオのことはブログ記事にしますので、ぜひブックマークお願いします。
またブログに来てください(笑)